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代表インタビュー ~リーダーとは~

ジミンRA

国際学生宿舎一橋寮(小平寮)には、皆さんの生活や交流を住み込みでサポートするコミュニティ・アシスタント(CA)とレジデント・アシスタント(RA)が存在します。CAはフロアリーダーとして、居住者の日常生活支援や交流を促進する役割を担います。RAはCAの業務に加え、機能別に分かれているいずれかの班に入り、班業務をおこなっています。RAの組織図は下記の写真のようになっており、今回はRAM (RA Manager)であり、ISDAKの代表を務めているジミンRAに、小平寮に関するお話から個人的なお話までいろいろ伺ってきました!

広報班RA:ではさっそくインタビューさせていただきます。よろしくお願いします。
ジミンRA:よろしくお願いします

広報班RA: 最近はどうして過ごされていますか?
ジミンRA:最近はまあまあ忙しいですかね。卒業論文やゼミの研究など。あとは旅行費用を貯めるためのバイトですかね。いつも通りです。
広報班RA: いつも通りですか(笑)

広報班RA: じゃあ、その忙しい中で、心の支えとなるものはありますか?
ジミンRA:そうですね。忙しくてごたついている時や感情の波が激しい時は、文章を書いて自分の気持ちや状況を整理しています。自分のモヤモヤした感情を書き起こして、「あ、自分は今こういう感情だな」と気づくことがよくありますね。
あとは、外に出かけるなり人に会うなりして、いっそのこと全部忘れて誤魔化したりもします(笑)。まあ、これは私だけの話に限らないと思うのですが、実際みなさんも表では明るく振る舞うけど、部屋に帰って一人の時は、孤独を感じたり、落ち込んだりすることがあるのではないでしょうか。私自身も、仕事や勉強で「今日の自分はあまり上手くできていなかったな」と無力感を感じる時があったりします。そういうときは「どうしてできなかったのか」と深く考え込まずに、人と話したりしますね。もちろん過去を反省することは大事ですが、自分は振り返りは手短く済ませて、さっさと前を向いて進む派ですねー
それこそ、RA活動をしていたら、色んな人と話す機会が増えるので、とてもありがたいです。RAは、業務上の会議のために集まって近況報告や意見交換をする場が月に数回ある他にも、プライベートでもみんな仲が良くてよく一緒にご飯や遊びに行ったりするので!、自分は、落ち込んでいる時ほど、RAを含めまわりの人の笑顔や言葉に励まされます。結局自分の心の支えは人にあるのかなと思います。

広報班RA:なるほど。じゃRAやRAMの仕事が心の支えになったのですね?
ジミンRA:そうですね。無力感で何もできない時期が一時期あったんですけど、いざRAMの仕事のためにRA室に行ったら、みんなの笑顔に出会えてやる気が出る、そういう時もありました。

広報班RA:RAMやRAの仕事は自分にとって心の支えとなったとおっしゃいましたが、実際RAMで大変だったことがありましたか?
ジミンRA:一番大変だと思う時は寮生の意見や苦情にすぐに対応できない時ですかね。すぐに対応できないことには色んな原因があります。例えば、学校との交渉や、コンプライアンス、予算の制約など。学校から承認が降りないと行動できない時には、RAで考え抜いた対策を迅速に実行させるためには、学校とどうやって交渉すればいいのかを悩みますね。RAMとして、寮生やISDAKスタッフの意見をなるべく早く取り入れようとしているのですが、なかなか思い通りに行かないのが少し大変です。

広報班RA:一年間RAMとして活動してきて、リーダーとして何か気を付けていることや譲れないこだわりがありますか?
ジミンRA:主に二つありますね。
一つ目はマイクロマネジメントしないことです。ISDAKスタッフの皆さんには、あまり制約を設けずに、自由に好き放題してほしいなといつも思っています(もちろんコンプライアンスの範囲内で)。ISDAK RA・CAは毎年卒業や留学などで半分以上の人が入れ替わる組織ですが、毎年のRA・CAにそれぞれの個性を出してほしいと思います。「こうした方がいいよ」や「例年はこんな感じだよ」などと、形を定めるよりは、白紙の状態で自由に描いてやってみてほしいです。自分はあまり干渉しない派ですね。
二つ目は、フラットで居続けることですね。ISDAK組織には大学に入ったばかりの学部一年生から、社会経験を何年も積んだ社会人の方まで、本当に多様な年齢層の方々がいます。なので、私個人としては、ISDAK組織が年齢関係なく何でも言い合えるような雰囲気であると同時に互いに素で振る舞えるような環境であることにこだわりを持っています。雰囲気作りには気を付けていますねー。自分もあまり固く振る舞わずに、先輩後輩ともにカジュアルに接している方かなと思います。。これもRA組織ならではの良さですね。これほどいろいろな年齢層や異なるバックグラウンドの方と交流できる機会はあまりないので、これからもこのような組織で居続けられるといいですね。

広報班RA:もうすぐ卒業ですよね。忙しいと思いますが、学生の最後に何をやりたいですか。
ジミンRA:いろいろなことをやりたいですね。旅行や読書や映画鑑賞など。その中で、特に大切にしていることは、「記録」です。例えば、最近は映画を観た後は、ブログに感想を書いたり、旅行に行った後はその旅の感想を書いたりしますね。どこに行って、何を考えたのかを全部文章として残したいです。今の、学生だからこその考え方を記録し続けて、社会人になってからもその初々しい気持ちを味わえるようにしたいです。多様な体験をしながら、それを忘れないようにがんばりたいと思います。あと趣味も頑張りたいですね。学生生活の最後ですから。

広報班RA:すごくわかります。大学生になってから記録したくなりますよね。
ジミンRA:その時の自分にしか感じられないことがたくさんあるじゃないですか?感情や考え方など。大学初期の、1〜2年生の時は考え込むような悩み事とかもあまりなかったので、全部楽しい!ハッピーみたいな時期もありました(笑)。今となると、見えてくるものが違いますね。就活や色んな経験を経た自分の成長を実感します。少しは大人になれたかな(笑)。。とにかく、こういう細かい感情の変化とかを記録に残したいです。変化を楽しむことが大事だと思います。

広報班RA:フラットな質問なんですけど、もしRAの皆さんと旅行に行けたらどこに行きたいですか。
ジミンRA:四国に行ってみたいですね。ちょっとマイナーなチョイスかな(笑)。うどんを食べまくりたいし、自然をめぐりたいです。軽いハイキングができたら最高だと思います。RAの中にはアクティブな方が多いので、自然巡りをテーマにしたイベントができたらいいですね。
広報班RA:面白そうですね!ぜひ参加したいです(笑)

広報班RA:ほかのRAからもよく聞くんですけど、ジミンさんはおしゃれだなと。そんなジミンさんは何かファッションのこだわりがありますか。
ジミンRA:そう言ってもらえてうれしいです!ファッションだけに限らず、最近何が流行っているのかを分析することは好きだったりします!、一方で、流行りに乗りたい気持ちより先に、ほかの人と被りたくないという逆張り精神があるので、既製品よりは古着の方をよく好んで買いますね。トレンドを見据えた上でそのトレンドの大きい枠を離れずにちょっぴり個性を出すっていうのがこだわりっちゃこだわりですかねー
広報班RA:さすがです!ユニクロしか着ない私から見たらすごいです(笑)
ジミンRA:私もユニクロよく着ますよ(笑)

広報班RA:質問は以上です。今回は興味深い話をたくさんしていただきありがとうございました!やはりジミンさんは素敵な人だなと実感しました!

プロフィール

ジミン。

一橋大学4年生。韓国出身 。2023年4月からRAMとして活動している。

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